Ray を触ってみた(AI系)

VMwareのハンズオンラボにAI系のものがあったので、触ってみました。

Scale AI workloads with Ray on VMware (HOL-2419-01-SDC)

Rayというのは、AIの裏側で動いている分散処理を簡単にするためのPythonライブラリだそうです。

ローカルで動かすような普通のプログラムを、複数のスレッドやコア、サーバを跨って実行可能とのこと。

イメージはこんな感じ。

このRayをVMware上でやってみようというのが、このラボです。

モジュールは2つしかなく、さくっと出来る内容になっています。

プログラミングらしく「Hello World」を実行するものと、実際に学習させてみようという内容。

ハンズオンの内容を簡単に見ていきます。

まずは、Ray のクラスタをyamlを流して作成します。

ラボの内容はコマンドを叩いていくだけで進めることが出来ますが、yamlの内容も見ていきます。

max_workers: 2 となっており、2台のクラスタが作られることがわかります。

他のConfigもしっかりコメントが書かれていてわかりやすいです。

クラスタがデプロイされると、RayのUIに接続できます。

結構色んなものが見られそうです。今作ったクラスタの情報も見ることができます。

Hello Worldのジョブを流します。

UIでも流したジョブを確認できますね。

続いて、実際にデータを使って学習させていきます。が、ラボ的には1行コマンドを打つだけです。

なんらか学習してそう。というのが出力でわかります。

叩いたPythonのプログラムを見てみます。CSVを読み取っていることがわかりました。

CSVの中身を見てみます。が、なんらかのパラメータはあるものの何を学習していたかこれだけだとよくわかりませんでした。

UIに戻ると、実行したジョブが増えていました。

ジョブの詳細も見ることができます。見やすくていいですね。

失敗したタスクを見ることが出来たり、

CLIで出力されたログもUIで見ることができました。

このような内容のラボでした。

AIサイエンティストは日頃からこのような感じで開発しているのでしょうか。少しだけ垣間見られた気がします。

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